「辛子めんたいコーラ」開発のワケとは?
静岡県の飲料メーカーが、「辛子めんたいコーラ」という商品を発売し、話題になっている。静岡の会社が、なぜ福岡の特産品「辛子明太子」の商品を作ったのか、それには理由があった。
薄い赤色、シュワシュワする炭酸。ラベルには辛子めんたいコーラの文字。製造するのは静岡県にある木村飲料。地元の特産品を使ったうなぎコーラ。カレーパンサイダーやメロンパンサイダーといった一風変わった炭酸飲料を数多く作っている。その木村飲料が1年かけて開発したのが辛子めんたいコーラ。ほのかな潮の香りがして、さっぱり飲みやすいのが特徴。
辛子明太子の色の再現や生臭さをなくすことに苦労をしたという。しかし、辛子明太子は福岡の特産品だ。なぜ商品にしようと思ったのだろうか。
木村飲料・木村英文社長「静岡空港と福岡空港というのは、飛行機が往復しているわけですね。静岡空港に行くと福岡の産物があると。逆に静岡のやつが福岡に売られていると」
今までに作った商品は100種類以上。これだけ多くの商品を作り続けるのには理由が…
木村飲料「売っていくには数が必要なわけですね。1品だけ置いておいても目立たないわけですから。たくさんの種類をお客さんに楽しんでいただいて、色んな切り口からお土産として、買っていっていただけるような商品を開発している」
現在、アメリカやオーストラリアなど約40か国に輸出しているが、さらに輸出先を増やして世界に静岡の魅力を発信していきたいということだ。
【the SOCIAL trendより】