家庭向け電気料金 大手電力10社全てで値上がり見通し 4月使用分から
家庭向けの電気料金が、大手電力会社10社全てで4月使用分から値上がりする見通しです。
政府は、暖房の使用が増える1月から期間限定で補助金を復活していて、補助金の額は1月と2月使用分は1キロワットアワーあたり2.5円、3月使用分はおよそ半額の1.3円を支給しています。
しかし、補助金は、3月で終了となる予定であることから、大手電力会社10社全ての電気料金が値上がりする見通しです。
例えば、東京電力の場合、標準的な使用量の家庭で309円値上がりして8904円となる見通しです。
ただ、政府が再生可能エネルギー拡大のために、電気料金に上乗せしている「再エネ賦課金」について、まだ2025年度の単価が決まっておらず、大手電力各社の4月使用分の電気料金が最終的に確定するのは、来週28日となる見通しです。
最終更新日:2025年3月19日 16:24