オマーン湾でタンカー2隻攻撃を受ける

世耕経済産業相は13日午後4時頃、日本ガス協会の会長らと面会した際、「ホルムズ海峡付近で日本関係の積み荷を積んだ船が2隻攻撃されたという事案が生じたという報告が入った」と述べた。
世耕経産相は省内で緊急連絡会議を開催して状況の報告を受けたという。さらに「引き続き徹底した情報収集をするとともに、関係事業者への注意喚起、連絡体制の再確認、エネルギー供給体制の再確認など必要な対応をおこなう指示をした」と述べた。
また、ロイター通信によると、攻撃を受けたのはオマーン湾で、2隻のタンカーが攻撃を受けたということだが、乗組員は避難したという。
攻撃があったのはホルムズ海峡に近い場所で、2隻はマーシャル諸島船籍の船とパナマ船籍の2隻だという。魚雷、あるいは機雷による攻撃を受け、船が炎上しているとの情報もあるが、詳しいことはわかっていない。
現場付近では1か月前にも4隻が攻撃を受けていたという。