リクシル“内紛”瀬戸前CEOトップ復帰へ
経営権を巡り内紛が起きていた「リクシル」グループの株主総会で、前CEOの瀬戸欣哉氏らが提案した8人全員の取締役案が可決された。瀬戸氏は再びトップに返り咲いた。
株主「全社一丸になってこの会社をよくするという体制を取ってほしい」
株主総会では、会社側と株主である瀬戸前CEO側からあわせて16人の取締役候補が提案され、瀬戸前CEOも含めた瀬戸氏側の8人全員の取締役案が可決された。また、会社側が提案した候補6人も可決された。
これにより、一度は事実上、解任されていた瀬戸前CEOが、総会後、リクシルのCEOとして承認され、トップに返り咲いた。
社外取締役を中心に経営陣の顔ぶれが一新される状況の中、どう経営をかじ取りをしていくのか、瀬戸氏の手腕が問われる。