日経平均小幅高 米株安と円安でもみ合う

1日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に値を上げた。平均株価の終値は先月31日に比べて19円46銭高い2万1540円99銭。
アメリカでは10年半ぶりの利下げ決定で、株式市場に資金が多く集まるという期待が持ち上がったが、その後、アメリカの当局が利下げの継続に消極的な発言があったため、ダウ平均株価は300ドル以上、値を下げた。この流れを受けて東京市場でも平均株価は値を下げて始まり、下げ幅は一時200円を超えた。
その後は、外国為替市場で円相場が、1ドル=109円前半まで31日に比べて円安に傾いたことから輸出関連の銘柄に買い注文が入るなど、平均株価は31日の終値を挟んでもみ合う展開が続いた。
東証1部の売買代金は概算で2兆2260億円、売買高は概算で13億5643万株。