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8人に1人が婚活サービスで結婚“婚育”も

2019年8月2日 16:51

去年結婚した人の8人に1人が、「婚活サービスを通じて」結婚したことが最新の調査から分かった。婚活が一般的になる中で、“婚育”という新たな動きも出ている。

リクルートブライダル総研が行った「婚活実態調査2019」によると、去年結婚した人のうち「婚活サービスを通じて結婚した」人は12.7%で約8人に1人という割合になり、調査の対象としている2000年以降で最高となった。特に、「ネット系の婚活サービス」を通じて結婚した人が急増しているという。

こうした中、子どもの頃から「結婚とは何か」を考えてもらおうと、“婚育”に力を入れる企業もある。ブライダル大手の「テイクアンドギヴ・ニーズ」は、夏休みを利用して全国各地で親子で参加する“婚育プログラム”を開催している。

プログラムでは、実際の式場で模擬挙式の体験や結婚に関するクイズを行うということで、子どもたちに結婚の具体的なイメージを持ってもらうと同時に、親子で家庭について話し合うきっかけにして欲しいとしている。

一方、「人生100年時代」と言われる中で結婚後の過ごし方も注目されている。宝飾品販売の「トレセンテ」が全国の既婚者に行ったアンケートによると、「あなたは夫婦仲がいいと思うか?」という質問に対して76.7%の人が「仲がいい」と答えたという。ただ、「夫婦円満の秘訣(ひけつ)」については結婚からの年数によって回答に差があることも分かった。

結婚してからの年数が短い人は「記念日を大切にする」など積極的な行動を挙げた割合が高い一方、結婚してからの年数が長い人は「会話をする」「干渉しない」など日頃の心がけを回答した割合が高かったという。