日経平均大幅高 1か月ぶりの水準に回復
5日の東京株式市場で日経平均株価は2万1000円を上回り、約1か月ぶりの水準に回復した。終値は前日比436円80銭高の2万1085円94銭。
香港で続くデモなどの混乱が収束に向かうのではないかとの期待感が高まり、5日の東京市場では幅広い銘柄が買われた。イギリスでEU(=ヨーロッパ連合)からの「合意なき離脱」のリスクが低減したとの見方が広がったこともプラスになった。さらに、アメリカと中国の貿易協議について、再開の見通しが報じられたことも海外投資家の買いを呼び込み、平均株価の上げ幅は一時500円を超えた。
東証1部の売買代金は2兆円を回復し、概算で2兆4800億円。売買高は概算で13億4803万株。