宅配便など業務再開 一部地域では停止も
台風19号による宅配便など、物流への影響。
日本郵便は、宅配便や速達、書留の配達など業務を再開した。ただ、郵便局や道路が被害を受けている一部の地域では、配達などの業務を休止しているという。また、14日以降も配達の遅れが予想されるとしている。
佐川急便も、東北から東海地域で中止していた業務を再開した。ただ、河川の氾濫などのため、長野県の長野市、上田市、南佐久郡のそれぞれの一部地域で、集荷や配達を中止している。そのほかの地域でも遅れが発生する可能性があるという。
また、停電の影響により、千葉県内の一部地域向けの飛脚クール便について受け付けを中止している。
ヤマト運輸は、安全が確認された地域から順次、営業を再開している。ただ、河川の氾濫などのため、長野県と新潟県のそれぞれの一部地域向けの荷物について、引き受けを停止している。
さらに、停電の影響で、千葉県の一部地域向けのクール宅急便などについても、引き受けを止めている。
また、道路規制などの影響で、14日にかけて全国的に配達が遅れる可能性があるとしている。