日経平均１１３円高　年初来高値を更新

１２月１７日の東京株式市場で日経平均株価は値を上げ、１３日に付けた年初来高値を更新した。平均株価の終値は１６日に比べて１１３円７７銭高い２万４０６６円１２銭。

前の日の米・ニューヨーク株式市場では、１３日にアメリカと中国が貿易協議の第１段階で合意したことによる安心感から買いが続き、ダウ平均株価は過去最高値を更新した。この流れを受けて東京株式市場でも買い注文が優勢で始まり、平均株価の上げ幅は一時、１３０円を超えた。

当面の利益を確定する目的の売り注文が入る動きもみられたが、中国や香港などアジアの主な株式市場で株価が上昇していたこともあり、東京株式市場の株価を下支えする要因となった。

東証１部の売買代金は、概算で２兆１７１８億円。東証１部の売買高は、概算で１２億８９９０万株。