×

日テレNEWS NNN|日本テレビ系NNN30局のニュースサイト

「大納会」今年の終値は…29年ぶりの高値

2019年12月30日 17:39

東京証券取引所では今年最後の取引、大納会が行われ、年末の終値としては29年ぶりの高値となった。

日経平均株価の今年の終値は2万3656円だった。

去年の年末より3641円高く、年末としては1990年以来29年ぶりの高値となった。年初から海外の情勢に左右された一年だったが、秋以降は米中関係に改善の兆しが見られたことなどから株価は上昇基調となり、12月には1年2か月ぶりに2万4000円台を回復した。

取引後に行われた大納会の式典では、東京オリンピックの開会式・閉会式の演出を手がける狂言師、野村萬斎さんが鐘を鳴らした。

市場関係者は「今年の株価は特に日本国内に株価に影響するような動きが乏しい1年だった」と振り返る。オリンピックイヤーの来年こそ日本経済の底力を内外に示せるか、試されることになる。