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経済
2020年1月31日 19:24

“フードロス削減”で、消費者もお得に!

“フードロス削減”で、消費者もお得に!
(c)NNN

節分に食べると縁起がよいとされる恵方巻き。去年、売れ残りによる大量廃棄が問題となり、フードロス削減の取り組みが広がるきっかけとなった。そんな中、新しいアイデアで消費者にとってもお得な取り組みが増えている。

◆“令和初の節分”で“ロスゼロ巻き”

来週2月3日は“令和初の節分”。都内の百貨店『大丸東京店』では、定番となった恵方巻きの予約受け付け中だが、今年はある特徴が。

豪華な具材はそのまま、食べきれるハーフサイズや、うなぎ…と思いきや反対側はステーキと1本で2つの味が楽しめる“ハイブリッド巻き”など、工夫を凝らしたものに力を入れているという。

その理由のひとつは、毎年話題となる恵方巻きの大量廃棄問題。食品ロスゼロを目指し“ロスゼロ巻き”を多くとりそろえた。

大丸東京店・惣菜弁当担当 太葉田大さん「残していただくのは、こちらも本望ではありませんので、最後までおいしく召し上がっていただければ」

年間およそ643万トンもある食品ロス。そんな中、恵方巻きだけでなく、食品ロスを削減しながらお得になるサービスも広がっている。一体、どんなものなのか?

◆町のパン屋のロス削減に、全国のパン好きさんへ

鈴江キャスターが訪ねたのは、東京・練馬区にある町のパン屋『Famille代官山』。いつも30種類以上並ぶこちらの店では、売れ行きは天候などに左右されるため、どうしてもロスが出てしまうという。

小川高明代表「今まではしょうがなく(ロスしたパンを)破棄するっていうのが現状だったんですけど」

その結果、自分たちでも食べきれなかったものはゴミ箱へ……。しかし、まだおいしく食べられるパン。こうしたロスを減らすべく、先月からこんなサービスをはじめた。

鈴江キャスター「こちらはきのう店頭に並んでいたもの?」

小川高明代表「きのう残ってしまったパンを、いい状態で冷凍しておきまして、リベイクさんの箱に詰めて全国のパン好きの方に送る」

廃棄されてしまうパンを通常の価格より2~3割ほど安く販売する通販サービス。全国およそ200店舗が掲載されている。こちらの店では、1箱3150円で廃棄するはずだったパンおよそ12個をつめて発送。

鈴江キャスター「これだけ入っていたら、かなりお得な感じがしますね」

最大なんと7割引きで購入できるという。

◆エキナカでも、お得な食品ロス削減

一方、東京駅で今月から始まった最新サービス。エキナカの店舗でも、やはり総菜などが食品ロスになってしまうというが……。

お得なサービスが始まるのは閉店後。台車を持ったスタッフが店を回り余った商品を回収すると、従業員休憩室の一角で販売を始めた。お値段はどれもワンコイン以下!

「レスキューデリ」というこの取り組み、営業後の店から余った商品を買い取り、駅の従業員に格安で販売している。

利用者「とてもリーズナブルで、お得感が」

現在、実証実験中だが、すでに500キロの食品ロスを解消。今後、商業施設などの従業員向けにも展開していきたいという。