円相場が一時1ドル=140円台に ドル売り円買いで約7か月ぶりの円高水準に
東京外国為替市場で円相場が一時1ドル=140円台まで上昇しました。去年の9月以来7か月ぶりの円高水準です。
アメリカのトランプ政権による関税政策をめぐりアメリカの景気後退への懸念からドルを売る動きが続いています。ある市場関係者によりますと、24日に日米財務相会談が開かれる見通しとなったことから、為替が関税引き下げの交渉材料となり、円高が進むとの観測が出て、円を買う動きが強まっているということです。
さらにトランプ大統領がアメリカ・FRBパウエル議長の解任を検討しているという報道もあり、アメリカで利下げのスピードが加速するという懸念からも、ドル売りの動きが強まりました。
最終更新日:2025年4月21日 17:22