三井住友フィナンシャルグループの金融アプリ「Olive」と、ソフトバンク系のキャッシュレス決済サービス「PayPay」が連携することがわかりました。

「Olive」と「PayPay」を連携することで、「Olive」を使って店舗で決済する場合、従来のクレジットカード、デビットカード、Vポイントでの支払いに加え、PayPayでの支払いも選べるようになるということです。

さらに、VポイントとPayPayポイントを交換できるようになり、500万以上のアカウントがある「Olive」と6900万人以上の利用者がいる「PayPay」の間で相互のサービスに客を誘導する狙いがあります。

こうした業界の垣根を越えた連携をめぐっては、みずほフィナンシャルグループと楽天グループが去年11月に提携の強化を発表しており、顧客を囲い込む競争が激しさをみせています。