約15分で感染判明の検査機器“来月にも”
政府は、わずか15分程度で新型コロナウイルスに感染しているかがわかる装置の導入を来月にも目指していることがわかった。
この装置は杏林製薬の「ジーンソック」と呼ばれる検査機器で、これまで数時間かかっていた新型コロナウイルスの検査が、わずか15分程度でできるという。
杏林製薬は厚労省や経産省の依頼を受け、新型ウイルス専用の検査薬の開発を進めていて、政府は来月にも医療現場での実用化を目指しているという。
ジーンソックは幅30センチ程度と小型のため、時間短縮だけでなく検査が容易になることが期待されている。現在、全国の研究施設などで数十台使用されていて、政府は来月にも医療現場での実用化を目指している。