ドローンで個人宅に郵便配達 実証実験公開
ドローンを使って郵便物を配達する実証実験が公開された。
日本郵便は17日、郵便局から個人の家にドローンで郵便物を配達する実証実験を初めて公開した。
配達にはまず、郵便局員がパソコン上で配達先までのルートを設定し、GPSを使ってドローンを飛び立たせる。その後、ドローンに搭載されているカメラが、配達先にある巨大なQRコードを読み取り、着陸して郵便物を降ろす。
今回の配達は、車だと20分かかるところをドローンでは半分弱の時間で届けられた。
こうした配達の本格的な運用にはドローンの性能や法規制などの課題があるということだが、ドライバー不足の中、山間部や離島などでの活用が期待されている。日本郵便は5年後の運用を目指しているという。