農水省内のチーム 原油高騰などの対応策を検討へ
農林水産省が25日、立ち上げた「食料安全保障に関する省内検討チーム」のなかで、ウクライナ侵攻の影響を受けて高騰している原油や穀物価格の対応策について、議題として検討する考えを示しました。
25日から立ち上げられた検討チームは、災害が起きたり農業従事者が減ったりするなか、食料の安定供給について、課題を洗い出して検証していくものです。
農水省ではウクライナへの侵攻が始まり原油価格などに影響がでている、それが食料安全にも影響を与えていると説明しました。
穀物価格の高騰をめぐっては、たとえばアメリカ・シカゴ市場の小麦の先物価格は2012年7月以来、およそ10年ぶりの高値水準となっています。
今回の検討チームでは、原油や穀物などの価格変動に対する対応策についても、早急に対応が必要な課題を検証していく方針です。