日テレNEWS
経済
2021年1月12日 20:17

コロナで苦境…先払いや寄付での支援広がる

コロナで苦境…先払いや寄付での支援広がる
(c)NNN

コロナ禍で苦境に立たされている人々を支援しようと、民間の企業によるサービスが広がっています。

      ◇ ◇ ◇

■飲食店を応援!「さきめし」とは?

国産や農薬不使用にこだわったオリジナルのショウガ焼きが人気の飲食店。長引くコロナ禍で苦境に立たされています。

ARK HiLLS CAFE・諸星裕久店長「今回の緊急事態宣言で、またさらにひどい状況になってきた。明らかに人が動かなくなったというのがある」

新型コロナの影響を受け、売り上げは去年の50%ほどに。緊急事態宣言の影響で客足はさらに遠のいているといいます。こうした状況の中…。

ARK HiLLS CAFE・諸星裕久店長「“さきめし”というサービスを始めまして」

「さきめし」とは、飲食店を支援するサービスのことです。客がサイトで「さきめしチケット」を購入すると、コロナが落ち着いたときに、そのチケットで飲食ができ、苦境に立たされる飲食店を「先払い」で応援することができるのです。

ARK HiLLS CAFE・諸星裕久店長「事前に売り上げが立つ。今後の不安っていうのが払拭できる」

客足が遠のく今、資金が手元にくるのは安心感につながるといいます。

さきめしを運営するGigi代表 音楽プロデューサー・今井了介さん「支援する皆様からも、この仕組みがあったことで、自分の好きなお店を少しでも応援できてうれしかったですと。支援者側とお店側と両方から、喜びの声というか、賛同の声をいただいている」


■期間限定で手数料ゼロのクラウドファンディングも

また、大手クラウドファンディングの企業でも、通常、利用者から受け取る手数料を、期間限定でゼロに。観光地やライブハウスなども支援しています。

CAMPFIRE広報・加賀美実里さん「比較的短期間で資金調達ができてよかったという声や、一番は困っているときに資金調達ができてよかったという安心感(の声)がありますね」


■1口1000円から…医療従事者らを支援する基金

支援の輪は負担が長期化する医療現場にも。

レディーフォー・米良はるか代表「医療従事者や弱い立場の人たちに対して、資金を助成させていただく取り組みを始めさせていただきました」

今月立ち上げたのは、コロナで苦しむ団体を助成するSOS基金です。1口1000円から寄付金を募り、集まったお金は医療従事者や福祉を支える団体への支援に使われます。

レディーフォー・米良はるか代表「医療従事者の皆様、私たちの生活を守るために、本当にフロントで頑張ってらっしゃる状況。たとえば心のケアですとか、差別・偏見をなくすための活動をしている取り組みには、支援を手厚くしていきたいと考えています」

今回、この基金を行うのは2回目。去年行った基金では、国内のクラウドファンディングで最高額となる8億7000万円以上もの寄付が集まり、マスクや防護服不足だった医療現場などの支援に使われました。

レディーフォー・米良はるか代表「誰一人取り残さない社会というのを、今だからこそつくっていく必要があると思っているので、ぜひ多くの皆様に参画をしてもらいたいなと思っています」