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セブンイレブン、執行役員が次期社長に 現社長は会長に

2025年4月17日 23:30
セブンイレブン、執行役員が次期社長に 現社長は会長に

セブン&アイ・ホールディングスは、日本国内のセブンイレブンを運営するセブン-イレブン・ジャパンの社長に、執行役員の阿久津知洋氏が昇格する人事を発表しました。永松文彦社長は、代表権のない会長に就任します。

新たに社長に就任する阿久津氏は、1994年に入社し、オペレーション本部で加盟店に対する現場支援や責任者として長く勤め、2023年に執行役員に就任しました。

フランチャイズの加盟店との関係を強化することで、会社を成長させ、企業価値の向上を図りたい狙いです。

永松社長は、阿久津氏について「エネルギッシュで、行動力がある。大きく変化してる今の時代をリードするにふさわしい人間だ」と評しています。

また、親会社であるセブン&アイ・ホールディングスの伊藤順朗副社長がセブン&アイの会長に就くことも発表されました。会見で永松社長は、“社長に就任予定のスティーブン・デイカス氏を、創業家出身としてサポートする形”だとしています。

セブン&アイを巡っては、去年7月にカナダのコンビニ大手であるアリマンタシォン・クシュタールから買収提案を受けており、提案について続けているとしています。しかし、3月にそれそれ現状について発表するなど、応酬が続いています。

阿久津氏、永松氏、伊藤氏は、5月27日に開かれる予定の株主総会の承認をもって、正式に就任する予定です。

最終更新日:2025年4月17日 23:30
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