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“買収後もセブン-イレブンの店舗維持”カナダのコンビニ大手経営者らが訴え

2025年3月13日 20:38
“買収後もセブン-イレブンの店舗維持”カナダのコンビニ大手経営者らが訴え

セブン&アイ・ホールディングスに買収提案を行っているカナダのコンビニ大手経営者らが来日し、会見しました。買収後もセブン-イレブンの店舗を維持するなどと、訴えています。

クシュタール アラン・ブシャール会長「(セブン&アイとの協議が)規制関連に限定されたものに留まっており、幅広な案件の話し合いにいたっていないことを残念に思っています。ミーティングをもうけようとしてもほぼ不可能になってしまっている」

会見には創業者のブシャール会長とミラー社長らが出席し、セブン&アイとの買収協議が、なかなか進まないことを受けて「もう7か月以上を喪失した」などと不満を訴えました。

また、「過去20年で75件の買収をしてきた」と明かす一方、「敵対的買収は私たちのスタイルではない」とし、セブンに買収提案を「真摯に検討」するよう求めました。

買収後のセブン&アイの経営体制については、日本の経営陣を維持することを想定していると話しました。さらに、「店舗を閉鎖したり、従業員を解雇したりする予定はない」とし災害時の地域社会への支援などセブンの役割は、買収後も、変わらないと強調しました。

最終更新日:2025年3月13日 20:38