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経済
2021年11月10日 19:44

ガソリンの高騰続く キッチンカーも打撃

ガソリンの高騰続く キッチンカーも打撃
(c)NNN

またレギュラーガソリンが値上がりしました。10日、発表された1リットルあたりの店頭価格は169円となり、これで10週連続の値上がりです。家計をも圧迫している原油の高騰。コロナ禍でも人気のスポットだった道の駅の人出にも変化が見え始めています。




あぶった豚肉を容器からあふれるほどのせたチャーシュー弁当にラーメンまで。

栗原商店・関谷睦さん
「下がしょうゆ(ラーメン)で上が塩(ラーメン)ですね」

お昼時、おいしそうなにおいにさそわれてしまうキッチンカー。緊急事態宣言が明け、客足が戻りつつある中、新たな事態に頭を悩ませていました。

栗原商店・関谷睦さん
「(ガソリンが)グンっと上がったなと。移動は常日頃しますし」

営業には欠かせないガソリン代の高騰です。栗原商店のキッチンカーでは、例年と比べ1.5倍ほど燃料代が増えたといいます。

経費がかさみ続け、客足が戻っても売り上げは上がらずじまい。

そのため、関谷さんは「(お弁当の)品質は絶対落としたくないので、金額自体を少し上げなければいけないかもしれない」と話します。

宣言明け、大きな打撃となっているガソリン価格の高騰。

記者
「レギュラーガソリン163円と書いています」

160円超えはもう当たり前。10日、発表された全国のガソリンスタンドでのレギュラーガソリンの平均価格は、1リットルあたり169円と10週連続の値上がりになりました。169円台は2014年8月以来7年3か月ぶりです。




太田屋・太田一也社長
「これがうちの船です」

さらなる客足に期待していた釣り船。燃料の高騰は大きな痛手だと話します。

太田屋・太田一也社長
「(燃料が)どんどん値上がりしているので、言われたとおりの値段でしかないので、その辺が苦しい」

車と比べると燃費が悪いという釣り船。

太田屋・太田一也社長
「これが給油口。(1回の給油で)200リットル~300リットルぐらい。3日間ぐらいでそのぐらいの燃料を使う」

燃料の高騰で1か月の経費が少なくとも5万円は上乗せされるといいます。そのため、これまでは2人だけでも予約が入れば船を出していましたが、その人数を増やすなどして乗船料を上げず乗り切ろうとしています。




車での利用者が多い、千葉県市川市の道の駅でも高値の影響が出ています。

道の駅いちかわ・麻生岳人駅長
「緊急事態宣言も明けて、県の指導とかも解除になったのですが、若干(客足が)落ちている。ガソリンの値上げとかも多少は影響しているのかなと」

地元でとれた新鮮な野菜や特産品が売りの道の駅。宣言が明けて客足が戻ってくると思いきや、1割ほど客足が落ちたといいます。

車で来た客からは、「さすがにこのままガソリン代高かったら車移動もあんまりかなと。ちょっと家計に響く」と言った声や、「車で移動することが多いので、もう少し安くなってほしい」と話す人もいました。

その思いとは裏腹に、専門家によりますと、ガソリンの価格は少なくとも冬場は高止まり、もしくは値上がりする可能性があり、影響はさらに広がりそうです。