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経済
2021年12月19日 23:07

診療報酬本体0.43%引き上げで最終調整

政府は来年度の予算編成で焦点となっていた診療報酬の見直しで、医師や看護師などの人件費にあたる「本体」部分を0.43%引き上げる方向で最終調整に入りました。

診療報酬は医師や看護師の人件費にあたる「本体」と薬の値段などにあたる「薬価」で構成されています。政府はこのうち「本体」部分を0.43%引き上げる方向で最終調整しています。

この中には看護師らの賃上げや不妊治療の保険適用拡大が含まれていますが、日本医師会などは、新型コロナウイルスの感染拡大が医療機関の経営を圧迫しているとして、さらなるプラス改定を求めていました。

一方、政府はコロナ禍で収入が減る人も多い中、大幅な引き上げは国民の理解が得られないとして、病床の再編や医療の効率化などでマイナス要因をつくり、前回2年前の「本体」部分の改定率プラス0.55%より低い水準の引き上げとしました。

医薬品の価格である「薬価」を1.3%あまり引き下げることで診療報酬全体をマイナス改定とし、医療費の総額が増えるのを抑える方針です。

改定率は近く最終決定されます。