「三菱自動車」EV生産を台湾・ホンハイに委託へ
三菱自動車が、台湾企業の「ホンハイ精密工業」に電気自動車=EVの生産を委託する方針であることがわかりました。
関係者によりますと、三菱自動車はホンハイにEVの生産を委託する方針を固めたということです。
自前での生産に比べ、コスト削減が期待でき、自動車産業が100年に一度の変革期にある中で、人材や資金を商品開発に振り分ける狙いもあるとみられます。
ホンハイの関係者によりますと、ホンハイは去年、日産自動車の買収も選択肢として検討していて、日本の自動車メーカーに強い関心を持っています。
ホンハイの劉揚偉会長は先週、「日本の自動車メーカーと2か月以内に契約を結べる見込みだ」と発表していました。
他企業との提携については、先月、経営統合の検討が白紙となった日産やホンダも、必要性が指摘されています。
最終更新日:2025年3月20日 10:24