リンナイ、一部の浴室暖房乾燥機に発火の恐れ 住宅全焼の火災など7件確認
大手ガス機器メーカーのリンナイは15日、一部の浴室暖房乾燥機について、経年劣化により、発火する恐れがあると発表しました。実際に、住宅が全焼する火災などが7件確認されているということです。
リンナイによりますと、発火の恐れがあるのは、2003年8月から2020年8月までに製造された浴室暖房乾燥機、合わせて37万台あまりです。
「リンナイ」に加え、「東邦ガス」などのブランド名で販売されたものだということです。
経年劣化により、温風などを循環させるモーター内部の電線がショートし、発火する可能性があるということです。
兵庫県で起きた住宅が全焼する火災のほか、愛知県などで機器が原因とみられる火災が合わせて7件確認されています。
リンナイは、対象機器について、換気以外の使用を中止し、点検・修理を依頼するよう呼びかけています。
最終更新日:2025年4月15日 22:06