アメリカのトランプ大統領は26日、全ての輸入車に25％の追加関税を課すと発表しました。この発表に対し、自動車メーカー各社からは影響を懸念する声が聞かれます。

ホンダ・三部敏宏社長「ある程度想定はしていたので、我々の決めたシナリオで対応していく。（影響は）そりゃもちろんありますよ、あとはもうこれからですね」

トヨタや日産、マツダなどの関係者からは、「紆余曲折があり得る話。発表が出ただけでは分からない」などの声が聞かれ、各社、現時点でのコメントは一様に控えています。

しかし、あるメーカーの幹部が「全ての国の車に25％かけられたら大変なことになる」と話すなど、影響の大きさを懸念する声も出ています。

ある経産省幹部は「自動車は日本の重要産業。影響を最小限にすべく交渉していきたい」と話していて、自動車メーカー各社は実際に発動されるまでの動向を注視しています。