百貨店の売上高、コロナ前の9割程度まで回復
全国の百貨店の去年1年間の売上高はコロナ前の9割程度まで回復したことがわかりました。また、訪日外国人による免税売上高は前年の2.5倍に急回復しました。
日本百貨店協会によりますと、去年1月から12月の全国の百貨店の売上高は前年比13.1%増の4兆9812億円でした。
コロナ禍以前の2019年と比べると11.1%減で、およそ9割の水準まで回復したことになります。
去年は3月以降、コロナによる行動制限がなくなり、10月には水際対策が緩和されて訪日外国人客が急増したことから、大きく売り上げを伸ばしました。
円安の影響もあり、欧米の高級ブランド品や化粧品、時計や宝飾品など高額商品の売れ行きが好調でした。
また、今月も前年比10%を超える売り上げ増を見込んでいます。