全店舗で先月から一時休業していた大手脱毛サロン「ミュゼプラチナム」に21日、新たな動きがありました。

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21日、「news zero」が取材したのは“給与未払い問題”などで揺れる大手脱毛サロン「ミュゼプラチナム」のキーマン。

ミュゼプラチナム運営会社　高橋英樹社長
「混乱させてしまったこと、大変申し訳ありません。謝罪させてください。すみませんでした」

混乱を招いたことについて謝罪した社長の高橋氏。

ミュゼプラチナム運営会社　高橋社長
「47都道府県すべてで約30～40万人未施術のお客様がいらっしゃる。すべての都道府県で施術できるような環境は整えられると考えています」

しかし、21日に予定していた直営店の営業再開は…

ミュゼプラチナムHPより
「やむを得ず休業期間を延長させていただくこととなりました」

1か月以上先の6月1日まで延期。その6月の再オープンも、180あった店舗のうち13店舗だといいます。

代わりにオープンしたのは個人経営のエステサロンなどに併設し、“ミュゼ”の施術が受けられる「フランチャイズ店」。21日から30店舗がオープンし、順次拡大していく方針だといいます。

ミュゼプラチナム運営会社　高橋社長
「店舗再開よりお客様の施術を優先していて、1日でも早く施術が届けられる環境をつくろうとしている」

従業員だった女性は今も3か月分の給与、約100万円が未払いで「生活が困窮している」といいます。

ミュゼプラチナム　元従業員
「未払い分の給料っていうのは、実際、払われないんだろうなというふうにも諦めの気持ちの方が私は強くて、集団訴訟を起こすみたいな話をしている人たちもいたが、早く前向いて進んだ方がいいなという気持ちの方が今は大きい」

“ミュゼ”の運営会社は年末までに従業員2500人分、約15億円の未払い金を全額支払う方針だとしています。

（4月21日放送『news zero』より）