豊田章男会長が自動車会議所トップに就任 業界団体会長は1年半ぶり

自動車に関わる企業などが加盟する「日本自動車会議所」のトップに、トヨタ自動車の豊田章男会長が就任しました。
10日に行われた自動車会議所の定時総会で、新しい会長に豊田章男氏が選任されました。
自動車会議所の会長交代は8年ぶりで、豊田会長が自動車団体のトップを務めるのは2023年に退任した日本自動車工業会(=自工会)の会長以来、約1年半ぶりとなります。
豊田会長は会長就任にあたって、「クルマをニッポンの文化に!」という言葉を掲げ、自動車を人流や物流への貢献だけでなく、文化の向上に繋げていきたいと意気込みを語りました。
また、自工会が自動車メーカーの加盟団体であるのに対し、自動車会議所は、自動車の製造に加えて販売、整備、運行、保険などあらゆる企業などが参加していることを強調。
自工会会長の時は国や政府を相手にしてきたが、より多くの自動車関連企業が関わる自動車会議所の会長として、車を通じて国民の心を動かしていきたいとしています。