前日比74円高 自動車や輸出関連で売り先行も徐々に上昇

13日の東京株式市場で、日経平均株価は5営業日続けて上昇し、前日比74円27銭高の2万8156円97銭で取引を終えました。
前の日に公表された3月のアメリカ消費者物価指数の伸び率が市場予想を下回り、利上げ長期化の懸念が減少したため、アメリカの長期金利が低下しました。これを受け、外国為替市場でドル安円高が進み、自動車や輸出関連の株に売り注文が出ました。
また、3月のアメリカ連邦公開市場委員会の議事要旨で、景気の先行き懸念が改めて意識されたことから、買い注文が手控えられるなど、朝方は幅広い銘柄で売り注文が先行しましたが、徐々に上昇に転じました。
東証プライムの売買代金は、概算で2兆4060億円。売買高は、概算で9億7229万株。