トランプ政権との関税交渉で、16日にアメリカに向かう、赤沢経済再生担当相は「国益をしっかり考え、結果につなげていきたい」と話しました。

赤沢経済再生相は、アメリカとの関税交渉を前に、自民党関税対策本部に出席し、意見交換を行いました。

関係者によりますと、自民党議員らからは、日本経済にとって最重要品目である自動車が追加関税の対象から除外されるよう対応を求める声や、アメリカ側から農産物の輸入拡大をつきつけられることを懸念する声があがったということです。

赤沢経済再生相
「我が国の中で、つかれると痛い部分はどこなのかとか、そういうことを交渉の前に、特に相手方に教える必要もありませんので」

赤沢経済再生相は具体的な交渉内容への言及は避けましたが、国益を考え、結果につなげたいとしています。