無人でも早くまっすぐ苗を作付け スマート農機使う作業効率の良さ 体の負担の軽さを実感
福井市内の水田で30日、無人の田植え機を使ったスマート農業の体験会が開かれ、地元の小学生たちが技術の進化に驚いていました。
■児童
「すごい 本当に植えている」
子どもたちの視線の先にあるのは最新型の田植え機です。
無人での作業が可能で、GPSで位置を把握しながら、一定の間隔で水田に苗を植えていきます。
スマート農業の体験会では、小学生も実際に運転席に座って、無人でハンドル操作する様子を確かめました。
■乗ってみて
「早く、まっすぐ、苗を植えていたのがすごかった」
児童はこの後、手作業での田植えも体験し、最新型の農業機械による効率の良さや、作業負担の軽さを実感していました。
■児童
「機械の方が早かった 昔の人は腰が痛かっただろうが、今はこういう機械があって腰も痛くならないし、便利」
ところでこの農園では、コメ不足を受けて、麦や大豆などを育てていた畑を稲作に戻していて、今シーズンは1600俵分のコメを増産するということです。