今年コメの価格は「高止まり続く」作付面積は当初計画よりも増える予想
今年コメの価格は「高止まり続く」作付面積は増える予想(23日正午福井市JAの会見)
今年県内のコメの作付面積は当初の計画よりも増える一方、買い付け競争の激化で、市場価格は今後も高止まりするとみられます。
県JAグループは23日会見を開き、今年のコメの作付面積について、生産調整のために設定した面積に比べて、作付け面積が増えると予想する一方、農家からJAへの出荷量は、去年より1割ほど減少する見込みだと説明しました。
JA以外の集荷業者が農家から直接コメを買い付けるケースが増えていることから、宮田幸一会長は今後もコメ価格の「高止まりが続く」という見通しを示しました。
■県JAグループ 宮田幸一会長
「いくらでも高くても買うという卸業者が現れるので、そういった状況がしばらく続くのではないか」
ところで備蓄米を巡っては、県JAグループはすでに6万俵を確保していて、23日から始まった3回目の入札には参加しておらず、今後についても、卸売会社の要請などをもとに検討するとしています。
最終更新日:2025年4月23日 19:08