ことしのゴールデンウイークは、4月29日の「昭和の日」の前後に平日があるため、最大4連休の「飛び石連休」です。物価高が続く中で、少しでもお得に過ごすための工夫を紹介します。

福岡市の旅行会社でことしのゴールデンウイークの予約状況を聞きました。

■アドツーリスト福岡支店・堀江雅子支店長
「爆発的な伸びがあるというより緩やかに、予約がコンスタントに入ってきています。」

この会社によりますと、国内旅行は例年並みの予約件数となっている一方で、海外旅行は去年の同じ時期と比べておよそ1.2倍に増えているということです。近場で行きやすい韓国や台湾、ベトナムが人気です。

■堀江支店長
（Q.海外旅行が増えた理由は？）
「コロナも落ち着いてきた傾向もありますので、少しずつ目が海外に向き出したと考えています。」

しかし、インバウンドの影響などで、新型コロナ前に比べて宿泊費が1.5倍から2倍に上がっている所もあり、旅行計画を躊躇（ちゅうちょ）する人もいるといいます。

■堀江支店長
「ご家族で旅行となると、金額が人数分かかってくるので、そこの懸念などがあるかもしれません。前もって準備さえすれば、希望の所で安価に予約を取ることも可能です。」

■元木寛人アナウンサー
「物価高の中で迎えることしのゴールデンウイーク。街の皆さんはどんな予定を立てているのでしょうか。」

■街の人
「家族と大分県の九重に行ってみようかなと思っています。日帰りで。値段も高いので。」
「（ゴールデンウイークは）家で寝ます。（人が）多いから。」
「ゴールデンウイークを避けて今、（東京から）旅行に来ました。高いから。」

混雑やハイシーズン価格を避けたいという意見が聞かれました。

物価高が響くゴールデンウイークを乗り切る工夫はないのか。研究機関が行ったことしのゴールデンウイークの調査によりますと、物価高で旅行・レジャーをお得に楽しむための、食事代や交通費を抑えるアイデアが聞かれました。

『移動中の1食分のご飯を、おにぎりを作って持っていく。お菓子も買っていく。』
『夜行バスを使いコストを下げつつ、目的地に朝に着くようにして時間を有効に使う。』
さらに
『ホテルは高いのでキャンプ施設に変更。車で移動できる範囲に限定。』