オープン前に1000人「ドーナツ」は4時間「食堂」は1時間待ち 天神ビッグバンの目玉「ワンビル」初日は
福岡市・天神の中心に24日、ワン・フクオカ・ビルディングがグランドオープンしました。福岡市の再開発事業、天神ビッグバンの目玉となるこちらの施設、現在のにぎわいを中継でお伝えします。中村さん。
■中村安里アナウンサー
はい、私は今、1階のエントランスにいます。きょうは朝から取材をしていますが、どのフロアもにぎわっています。
皆さんが楽しみにしていたのが「ワンビルにしかないもの」です。こちら、ベルギー発祥のチョコレート専門店、ピエール マルコリーニにも「ワンビルにしかないもの」があります。
チョコレート専門店ですが、こだわりのカカオと福岡の「八女抹茶」を使ったドリンクや、できたてのフィナンシェもあります。店内で焼き上げて提供するフィナンシェは、全国でもワンビルの店舗だけです。上品な甘さで外はサクッと、中はしっとりしていておいしいです。こうした「ワンビルにしかないもの」を求めて、多くの皆さんン前から行列ができました。
■中村アナウンサー
「午前9時を過ぎたところです。すでに行列ができています。」
■並んでいる人
「(Q何時から?)午前3時半。誰もが一番に入りたいかなと思って。」
「いろんな新しい出店とか聞いているので、それを中心に見ながら楽しめたら。」
天神の「新たなランドマーク」となる“ワンビル”のオープンにおよそ1000人が並びました。そして、午前10時。
■中村アナウンサー
「いよいよグランドオープンです。一斉に入っていきます。すごいにぎわいです。」
ワンビルにはホテルやオフィスのほか130店舗が入ります。九州初出店や県内唯一の店など、6割以上が「ここにしかない」店となっています。朝からどこも人・人・人で大混雑です。特に長い行列ができていたのは、アメリカ発祥の「クリスピー・クリーム・ドーナツ」です。
■スタッフ
「ドーナツをお求めのお客様、最後尾はあちらになります。」
9年ぶりに福岡に帰ってきました。初日は最大4時間待ちとなりました。
■買い求めた人
「待っていたんですよ。ずっと食べられなくて。子どもたちに学校行く前に、絶対買ってきてと頼まれた。」
お昼時を前にした5階の「天神福食堂」は、209席がほぼ満席です。ほとんどのメニューが1000円以下と、リーズナブルな価格が魅力です。
■スタッフ
「福食堂、ただいま40分から1時間ほどお待たせしています。」
地下1階の飲食店街も、この人の多さです。地元の名店や、全国区の人気店の味を楽しむことができます。
■訪れた人
「天神にもいっぱい店はあるが、行き尽くした感があったので、いいお店がいっぱいできてうれしいです。」
「友達に誘われて、開店の日だったので楽しみにして来ました。」
新たな顔の誕生に沸く福岡。初日から盛り上がりを見せています。