液化天然ガス燃料の発電設備増設へ 北陸電力の富山新港火力発電所
電力の供給力確保と電源の低炭素化に向けて、北陸電力はきょう、射水市の富山新港火力発電所に、LNG=液化天然ガスを燃料とする新たな発電設備を建設する計画を発表しました。
発電設備「LNG2号機」の出力は、およそ60万キロワットで、富山新港火力発電所の施設で最大の出力となります。
石炭による発電に比べて、1年間に200万トンの二酸化炭素削減につながるということです。
着工は2029年ごろになる見通しで、2033年度の運転開始を予定しています。
この整備にあわせて、稼働から50年以上が経っている石炭2号機と、現在休止中の1号機(石油)は廃止されます。
今年度予定していた石炭1号機の廃止は、2028年度に延期されました。
最終更新日:2025年2月27日 19:08