日銀金沢支店は、北陸3県の5月の景気について「一部に弱めの動きもみられるものの、緩やかに回復している」と全体の判断を据え置きました。

項目別で見ると、設備投資については、前月の「増加している」を、「緩やかに増加している」とし、4年10か月ぶりに判断を引き下げました。

判断の理由について、人手不足やトランプ関税などにより、先行きの不透明感が影響したとしています。

一方、住宅投資については復旧需要などがみられるとし、判断を上方修正したほか、雇用・所得についても、賃上げなどの影響により、判断を引き上げています。