「空飛ぶクルマ」倉敷市で新型機の試験飛行
次世代の乗り物として「空飛ぶクルマ」の事業展開を目指す倉敷市の一般社団法人が、今日(29日)、長距離で物資を運べる新型機の試験飛行に臨みました。
岡山市南区の岡南飛行場で試験飛行が行われた、空飛ぶクルマの新型機V2000CGです。中国メーカーが製造したもので、機体の幅は、およそ15メートルです。空飛ぶクルマの事業展開を目指す倉敷市の一般社団法人MASCが、今年7月から導入しています。
事前にプログラミングされた敷地内で、50メートル上空を5分かけて自動で往復しました。MAS」によりますと、この機体が国内の空を飛ぶのは今日が初めてです。MASCが現在導入している機体の、およそ8倍に相当する250キロを飛行出来るそうです。長距離移動が可能になるため、山間部や離島へ物資を運ぶ手段としての活用が期待されています。
今後は2028年の商用化を目指し、岡南飛行場を拠点に貨物を載せた試験飛行などを重ねるとしています。
最終更新日:2024年11月29日 18:50