柏崎刈羽原発7号機 テロ対策施設の完成に大幅な遅れ 完成は2029年にずれ込む見通し 《新潟》
東京電力は柏崎刈羽原発の7号機について、ことし10月に設置期限を迎えるテロ対策施設の完成が大幅に遅れ、2029年にずれ込むと発表しました。
東京電力が再稼働を目指す柏崎刈羽原発7号機。新たな規制基準で設置が義務付けられたテロ対策施設について、ことし10月に設置の期限を迎えます。
しかし、2月27日、稲垣所長は人手不足などにより完成が2029年8月にずれ込むことを明らかにしました。
〈柏崎刈羽原発 稲垣武之所長〉
「7号機の特重設はこれまでに実施したことのない工事かつ非常に大規模な工事であるため工期について見通すことが非常に難しい」
テロ対策施設が期限までに完成しなければ仮に運転を再開していても止めなければなりません。一方、6号機についても完成時期を遅らせる方針です。
最終更新日:2025年2月27日 12:21