新ローマ教皇・レオ14世 初会見で「報道の自由」重要性訴え
新しいローマ教皇に選ばれたレオ14世は12日、教皇選挙を取材した記者らと会見し「報道の自由」の重要性を訴えました。
新ローマ教皇レオ14世は12日、初めての記者会見を開き、AP通信によりますと、コンクラーベを取材した記者らおよそ6000人が集まりました。教皇は冒頭に記者らの拍手を受けて「会見中に寝ないで、最後にも拍手したいと思われたらありがたい」と英語でジョークを飛ばしました。
その後は記者らに向け「命をかけて戦争を報道する人々の勇気に思いをはせている。人々は情報があれば自由な選択をすることができるからだ」と戦争報道などの意義を強調しました。
さらに、去年末時点で世界各地であわせて360人以上の記者らが拘束されていることに触れて、すぐに解放するよう訴えました。
18日には、各国首脳らも出席して、就任を祝う式典が開かれるなど活動を本格化させています。
最終更新日:2025年5月13日 1:08