新教皇「レオ14世」初のミサ アメリカ出身…識者「トランプ氏の抑止に期待」
セイクリッド・ハート大学 チャールズ・ギレスピー助教授
「レオ14世はアメリカ生まれでありながら、真にグローバルな人であるということです。彼はアメリカ人として過ごしてきましたが、南米やヨーロッパでも多くの時間を過ごした」
“地域に縛られないこと”が教会が目指すビジョンであることを示しているといいます。
出身地、アメリカでは…
市民
「とても興奮しています。彼が何をやるのか楽しみです」
「新教皇は私たちが団結する機会をくださいました」
トランプ大統領も祝福のコメント。
トランプ大統領
「アメリカ出身の教皇が誕生したことは素晴らしく名誉なことだ」
初のアメリカ出身の教皇誕生に、現地ローマに入って情報を分析していた専門家、日本大学国際関係学部の松本佐保教授は、南米からの不法移民を排除するとしているトランプ大統領の抑止に期待すると話します。
日本大学国際関係学部 松本佐保教授
「第二次トランプ政権は、福音派に加えてカトリックの票をかなり集めた。新しいローマ教皇がペルーとかアメリカ人であることで、アメリカの移民やアメリカにいるカトリック教会をトランプ大統領としては意識せざるを得ない」
「トランプ大統領の暴走を少しでも止めることができる。そういうローマ教皇であることが大いに期待されると思う」
(5月9日『news zero』より)