アメリカのホワイトハウスは15日、トランプ大統領の代表取材をめぐり、「通信社」の枠をなくすと発表しました。ロイター通信などの通信社は、取材の機会が減ることになります。

トランプ大統領の代表取材は、「通信社」「新聞」「テレビ」の枠があり、ローテーションが組まれていますが、CNNなどによりますと、ホワイトハウスは15日、AP通信やロイター通信、ブルームバーグといった「通信社」の枠をなくすと発表しました。各通信社は今後、「新聞社」などと一緒にローテーションを組むことになり、トランプ大統領の取材の機会が減ることになるということです。

大統領の代表取材をめぐっては、メキシコ湾を「アメリカ湾」へと名称変更していないとしてAP通信が締め出され、これについて連邦地裁が「違憲」として取材を認めるよう命じていましたが、今回、ホワイトハウスは、通信社の枠ごとなくした形です。