日米合意の履行をあらためて要求へ~米政府
アメリカ政府は7日、普天間基地(沖縄・宜野湾市)の移設問題について、今月12日にハワイで行われる日米外相会談の場で、日米合意の履行をあらためて求める方針を明らかにした。
アメリカ国務省・キャンベル次官補は「日米外相会談では、普天間基地の問題についても協議する。我々はこれまで通り、一貫した方針を主張するつもりだ」と述べ、日米外相会談で、日米合意に基づき普天間基地の辺野古(沖縄・名護市)への移設を早期に実現するようあらためて求める方針を明らかにした。
一方、日本側は今年5月までに結論を出すことなどを説明して理解を求めることにしており、普天間基地の移設問題で双方がどのように妥協点を探るかが会談の焦点となる。