アルバニアで大雨、洪水など被害拡大
東ヨーロッパのアルバニアでは大雨が続き、危険水位に達したダムの放水で洪水が起きるなど被害が拡大している。
大雨が続くアルバニア北部では、ドリン川につくられた水力発電用の3つのダムが危険水位に達したため、放水が行われた。放水の影響で、約1万ヘクタールで洪水が起き、周辺の住宅2400棟に被害が出たという。
政府の発表では、大雨が降り始めてからすでに5000人以上が避難しているが、放水による死者は出ていない。今後も雨が続くと予想されることから、政府は兵士740人を投入して残った住民の避難を急いでいる。