ハイチ大地震 死者は数千人に達する恐れ
カリブ海の島国・ハイチで日本時間13日朝、マグニチュード7.0の強い地震が起きた。死者の数は数千人に上る可能性もある。
首都・ポルトープランスでは、大統領宮殿や国連のビルが崩れたほか、多くの病院や民家などが倒壊した。被害状況についての公式発表はないが、市民の多数ががれきの下敷きになっていて、ロイター通信によると、死者の数は数千人に達する恐れがあるという。現地には約20人の日本人がいて、外務省は安否確認を急いでいる。
こうした中、国連・潘基文事務総長は13日に記者会見し、現地の国連関係者の多くと連絡が取れていないことを明らかにした。また、1000万ドルの緊急支援を行うと発表し、国際社会に支援を呼びかけた。