ハイチ大地震、各国から支援の動き本格化へ
12日にマグニチュード7.0の地震に襲われたハイチに対し、アメリカなど各国が支援を表明しているが、死者は数千人に上る恐れもある。
首都・ポルトープランスでは13日、多くの市民が屋外で朝を迎えた。被害の全体像は明らかになっておらず、まだ多数ががれきの下に取り残されているとみられており、プレバル大統領は13日、アメリカ紙に対し、「死者の数は数千に上る恐れがある」とした。
国連が拠点とする建物も倒壊し、救助活動が行われたが、100人以上の職員らの安否について詳しいことはわかっていない。
また、日本の外務省は、現地に住む約20人の日本人について安否の確認を急いでいる。
アメリカ政府は、救助活動のため、緊急部隊約140人をハイチに派遣したほか、空母を派遣することも発表するなど、各国が相次いで支援を表明している。