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マチュピチュ土砂災害 475人を救出

2010年1月28日 9:03

 ペルー政府は26日、土砂崩れで日本人を含む約2000人の観光客が取り残された世界遺産・マチュピチュ周辺で、これまでに475人を救出したと発表した。一方、大雨や土砂崩れによる死者はこれまでに5人に達しているという。

 取り残された約60人の日本人は現在、ヘリコプターによる救出を待っているという。27日午前は悪天候のため救助活動は行われず、午後になって11機のヘリコプターが救助活動を再開した。周囲の町から孤立したマチュピチュ周辺では食料不足が懸念されている。