チリ地震、300人以上が死亡
地震の発生から24時間が経過したチリでは、死者が300人を超えた。
アメリカ地質調査所によると、震源地の付近では、日本時間28日午後になってもマグニチュード5を超える地震が相次いだ。チリの防災当局は300人以上が死亡したと発表したほか、AP通信は50万の家屋に被害が出ていて、150万人に影響が出たと伝えている。
津波の被害も報告されていて、太平洋津波警報センターによると、チリ沿岸部の都市・タルカワノでは2.34メートルの津波が到達した。AP通信は、人数は不明なものの死者が出たと伝えている。また、チリ沖の島では、津波で5人が死亡、11人が行方不明となっているほか、この島で調査活動をしていたフランスの海洋考古学者のチームとも連絡が取れないという。