チリ地震、死者700人超に
地震発生から1日半が経過したチリで、死者が700人を超えた。
カメラがとらえた地震発生時のビニャ・デル・マルのレストランでは、天井から落ちてくる物をよけ、出口に人々が押し寄せた。
バチェレ大統領は先月28日、死者が708人に達し、今後も増える恐れがあると発表した。
震源地近くの都市・コンセプシオンなどでは、食料の略奪や銀行強盗が相次ぎ、徐々に治安が悪化している。
また、各地で津波の被害も報告された。震源地北部の都市・コンスティトゥシオンは、津波に見舞われ、地元メディアは、少なくとも350人が死亡したと伝えている。