チリで略奪相次ぐ、発砲で1人死亡
先月27日に南米・チリで起きた大地震で、被災地のチリで救助活動が続けられる一方、略奪行為が相次ぎ、多くの逮捕者が出るなど治安の悪化に歯止めがかかっていない。
AP通信によると、1日までの死者は723人に上り、19人が行方不明となっている。被災地では、地震発生から丸2日がたった現在も生き埋めになっている人の救助活動が続いている。
また、略奪行為が相次いでいることから、夜間外出禁止令が出されたが、AP通信によると、先月28日夜だけでコンセプシオンで55人が逮捕されるなど、治安悪化に歯止めがかかっていない。AFP通信は、略奪行為の中で発砲があり、1人が死亡したと伝えている。
外務省は、コンセプシオンに住む日本人のうち7人と連絡がとれていないとして、安否確認を急いでいる。