総選挙に向け、英国下院が解散
総選挙に向け、イギリスの下院が12日に解散した。13年ぶりの政権交代がかかる中、与野党の接戦が予測されている。
議会下院が解散した12日、与党・労働党がマニフェストを発表するなど、各党は来月6日総選挙に向け、本格的な政策論争を活発化させている。経済や財政の立て直しが最大の争点で、3期13年続いてきた労働党政権から政権交代をするかどうかが注目されている。労働党と最大野党・保守党の接戦となっていて、どちらも過半数をとれないとみられている。
二大政党が政権交代を繰り返してきたイギリスとしては珍しく、第3の党・自由民主党との連立政権となる可能性も指摘されている。