中国内陸部・青海省で１４日に発生したマグニチュード７．１の強い地震で、死者はこれまでに５００人を超えている。

　中国国営・新華社によると、震源地は標高４０００メートル以上の山岳地帯にある青海省玉樹チベット族自治州で、１４日午前、マグニチュード７．１の強い地震が発生し、これまでに５８９人が死亡、１万人以上がケガをしている。

　耐震性の弱い木造や土壁の家屋が多い震源地では、建物の８割以上が倒壊し、多くの住民が下敷きになっている。胡錦濤国家主席は関係当局に対して、救出に全力を挙げるよう指示している。